ナヤ・サベラ」に向けて
生産的な雇用は人々に力を与え、社会的排除や貧困と闘うことを可能にする。また、帰属意識と自立心の育成にも役立つ。しかし、使えるスキルが不足しているため、雇用機会が制限されることも多い。これは、すでに迫っている雇用の逼迫を悪化させ、権利を奪われたグループの苦境をさらに深める。L&Tテクノロジー・サービス社は、CSRの一環として、ARCH社と共同で、雇用に役立つスキルを育成するための特別プログラムを企画した。
このプログラムは、参加者の技術的能力を高めることに重点を置くだけでなく、自信やコミュニケーション能力を向上させ、参加者のやる気を引き出すことにも力を入れている。
スキル・インディア・ミッションの一環である職業訓練と技能開発コースは、ムンバイ、チェンナイ、バンガロールの各センターで提供されている。2020年までに約5000人の権利を奪われた人々に、貿易ベースの訓練を通じて持続可能な生計を提供することを目指している。この取り組みはNSDCによって認定されている。

これらの技能開発センターで提供されるコースには、美容・ヘアケア、革縫い、自動車修理、基本的なコンピューター・トレーニング、電気・家電製品のメンテナンスと修理、仕立てなどがある。このプロジェクトの核心は、潜在的な候補者の情報源を特定することにあるが、トレーニング・モジュールは、カウンセリング、登録、ベースライン調査の実施、カスタマイズされたカリキュラムの作成、トレーニングの取り組みで構成されている。学習成果、教育法、就職先に関するトレーナーの採用とオリエンテーションも、プログラムの重要な部分を形成している。

このプロジェクトは、年間1000世帯に影響を与える可能性があり、候補者がより自信を持ち、自立できるようになる以外に、これらの家族ユニットの実質所得が増加する。2016-2017会計年度には、1480人の労働力がNSDCを通じて訓練を受け、認定された。また、この取り組みの一環として、60人の障がい者が基本的なコンピューターコースの訓練を受けた。
対象者は失業中または未就職の女性や若者であったが、トレーナー、SHGグループ、地元の小口金融機関、企業、政府機関が二次的な利害関係者となり、動員や就職の成功を確保した。
